ニキビの治し方とは?原因や種類別の薬による治療法と予防のためのセルフケア

ニキビの治し方とは?原因や種類別の薬による治療法と予防のためのセルフケア ニキビ

ニキビは皮脂腺の過剰な皮脂分泌と毛穴の詰まりが原因で発生しますが、ニキビは進行度や部位などによって治し方が異なります。

段階別のニキビの状態と部位別の治し方や、自宅でできるニキビの治し方とセルフケアの方法、薬によるニキビ治療、ニキビ跡の治し方、ニキビの予防法について解説します。

ニキビの原因と種類別の治し方

ニキビは皮脂腺の過剰な皮脂分泌と毛穴の詰まりが原因で発生します。

皮脂腺の過剰な皮脂分泌と毛穴の詰まりが同時に起こると、皮膚の毛穴に細菌が繁殖し、炎症を引き起こすことでニキビができてしまうのです。

ニキビの進行度と発生部位別にニキビの治し方について確認してみましょう。

ニキビの進行度

ニキビは進行度によって治し方が異なります。各段階のニキビの状態と治し方について詳しく説明します。

ニキビの進行度
  1. 白ニキビ:白い膿が見える状態
  2. 黒ニキビ:酸化して黒く見える状態
  3. 赤ニキビ:炎症を起こしている状態
  4. 黄ニキビ:化膿している状態

白ニキビの治し方

白ニキビは、毛穴が閉じた状態で皮脂や角質が詰まり、白い膿が見えるニキビです。

白ニキビの段階では、アクネ菌に対する抗菌が不要なため、市販の薬でも対応が可能です。しかし、無理に潰すと炎症を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

黒ニキビの治し方

黒ニキビは、毛穴が開いた状態で皮脂や角質が詰まり、酸化すると黒く見えるニキビです。

黒ニキビの段階でも、アクネ菌に対する抗菌が不要なため、市販の薬で対応が可能です。毎日の洗顔と保湿を心掛けることで、黒ニキビの改善が期待できます。

赤ニキビの治し方

赤ニキビは、ニキビが炎症を起こしている状態を指します。

赤ニキビの段階では、「抗炎症成分」やアクネ菌に対する「抗菌成分」が含まれる薬が必要となります。そのため、医師による処方薬が必要になることが多いです。

黄ニキビの治し方

黄ニキビは、ニキビが化膿している状態を指します。

黄ニキビの段階では、「抗菌成分」による治療が必要となり、医師による処方薬が必要になります。また、飲み薬だけでなく、塗り薬などの外用薬も合わせて使用する場合があります。

ニキビの発生しやすい部位

ニキビは皮脂腺が多い部位に発生しやすいとされています。ニキビができやすい部位とその原因について詳しく説明します。

ニキビの発生しやすい部位
  • 顔ニキビ
  • 背中ニキビ
  • 胸ニキビ
  • 頭皮ニキビ
  • 首ニキビ
  • おしりニキビ

顔ニキビの治し方

顔には皮脂腺が多く、特に鼻や頬、額(いわゆるTゾーン)は皮脂の分泌が活発なため、ニキビができやすい部位です。

また、メイクや紫外線対策で塗るクリームなどが毛穴を詰まらせることもあります。適切な洗顔と保湿、そして紫外線対策が重要です。

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背中ニキビの治し方

背中も皮脂腺が多い部位で、特に汗をかきやすい人はニキビができやすいです。

また、洗い残しやタイトな服装による摩擦も背中ニキビの原因になります。改善するためには、適切なスキンケアと生活習慣の見直しが必要です。

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胸ニキビの治し方

胸も皮脂腺が多く、汗や皮脂が溜まりやすいため、ニキビができやすい部位です。

特に、ブラジャーによる摩擦や圧迫、洗い残しなどが胸ニキビを引き起こす原因になります。改善するためには、肌に負担をかけない下着を選び、清潔な状態を保つ必要があります。

頭皮ニキビの治し方

頭皮にも皮脂腺が多く存在するため、ニキビができやすい部位です。

シャンプーやコンディショナーの洗い残し、または頻繁に帽子を着用する、などが頭皮ニキビの原因になります。改善するためには、頭皮の清潔さを保つために、シャンプー後のすすぎをしっかりと行いましょう。

首ニキビの治し方

首周りも皮脂や汗が溜まりやすく、特に夏場はニキビができやすい部位になります。

また、洗い残しやアクセサリーによる摩擦も首ニキビの原因になります。改善するためには、首周りを清潔に保ち、刺激を避けるためになるべく触らないように心がけましょう。

おしりニキビの治し方

おしりも皮脂腺が多く、特にタイトな下着の着用や、長時間座りっぱなしの状態が続くなどがおしりニキビの原因になります。

改善するためには、肌にやさしい素材の下着を選び、長時間の座り続けるのを避け、湿気が溜まらないようにしましょう。

自宅でできるニキビの治し方

正しい洗顔方法や保湿によるスキンケアなど、日常生活でできるニキビケアについて確認してみましょう。

正しい洗顔方法

洗顔は、皮脂や汚れを取り除き、ニキビの発生を防ぐための重要なポイントです。ニキビケアのための正しい洗顔方法を紹介します。

正しい洗顔方法
  1. 石鹸でよく手を洗う
  2. ぬるま湯で顔を濡らす
  3. 洗顔料を泡立てる
  4. 洗顔料をしっかりすすぐ

しっかり手を洗う

洗顔前には、手を石鹸でよく洗いましょう。手についている汚れや菌が顔に移らないようにするためにしっかり手を洗い、清潔な状態にします。

ぬるま湯で顔を濡らす

次に、ぬるま湯で顔を濡らします。冷たすぎる水や熱すぎるお湯は肌にダメージを与える可能性があるため、ぬるま湯を使用するのがおすすめです。

洗顔料を泡立てる

手のひらで洗顔料をよく泡立て、その泡を使って顔を優しく洗います。肌をこすらず、泡で優しく包み込むように洗いましょう。ゴシゴシ洗うのは禁物です。

洗顔料をしっかりすすぐ

洗顔後は、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。洗顔料が残らないように注意しましょう。洗い流す際も、丁寧に優しく、手が肌に触れないように洗顔料をすすぎ落としてください。

保湿によるスキンケア

洗顔後の保湿も、ニキビケアには欠かせません。肌が乾燥すると皮脂の分泌が過剰になり、ニキビの原因となるためです。

保湿によるスキンケア
  • 化粧水で肌を整える
  • 乳液やクリームで保湿する

化粧水で肌を整える

洗顔後は肌が乾燥しやすいため、すぐに化粧水を手のひらに取り、肌に優しく押し込むようにしてなじませます。肌をこすらないように注意してください。

コットンを使用する場合は、化粧水をたっぷりと染み込ませ、肌に優しく押し当てるようにします。摩擦を避けるために、コットンを軽くすべらせるように使いましょう。

乳液やクリームで保湿する

化粧水の後は、乳液やクリームを使用して肌を保湿します。乳液やクリームの保湿成分によって、肌の水分を閉じ込め、乾燥を防ぎます。

乳液やクリームを塗る際も、手のひらで顔全体を包み込むようにして、優しく押さえながらなじませると、保湿成分が肌にしっかりと浸透し、うるおいを閉じ込めることができます。

薬によるニキビ治療

市販のニキビ治療薬の種類と使い方や、医師から処方される薬の種類とその効果について説明します。

白ニキビと黒ニキビの改善には、ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6など)を摂取して、肌のターンオーバーを整えるのがおすすめです。皮脂分泌が気になる場合はビタミンB2を摂取すると良いでしょう。

ヨクイニンやケイヒ、キキョウなどが含まれる漢方薬は、体の内側から肌環境を整え、ニキビの予防に役立ちます。

薬によるニキビ治療は、ニキビの症状や肌の状態によってそれぞれ異なります。自己判断での使用は避け、必ず医師や薬剤師の指導を受けるようにしましょう。

市販薬によるニキビ治療

薬局やオンラインで購入できる市販薬によるニキビ治療には、薬を飲む内服薬と患部に塗布する外用薬があります。ニキビの状態に合わせて選ぶようにしましょう。

市販薬によるニキビ治療用の内服薬

市販薬によるニキビ治療用の内服薬を確認してみましょう。

ハイチオールBクリア

ハイチオールBクリアは、ビタミンB群、ビタミンC、L-システインを配合した飲み薬で、肌のターンオーバーを正常化し、ニキビの改善や肌のキメを整える効果があります。

脂質の代謝とコラーゲンの生成をサポートして肌のバリア機能を整えます。

(参考)エスエス製薬「ハイチオールBクリア

チョコラBBプラス

チョコラBBプラスは、ビタミンB群を高単位に配合し、肌細胞の生まれ変わりをサポートしてターンオーバーを正常化します。

肌荒れ、ニキビ、口内炎をケアし、毛穴づまりや角栓を防いでニキビ予防に効果的です。

ビタミンB群が豊富で、肌荒れやニキビの改善に効果的です。

(参考)エーザイ「チョコラBBプラス

ビタミンBBプラス「クニヒロ」

ビタミンBBプラス「クニヒロ」は、吸収されやすいビタミンB2リン酸エステルを主成分としています。

ビタミンB群を配合して皮脂腺の働きを調節し、ターンオーバーを促進し、皮膚や粘膜の症状を正常化する飲み薬です。

(参考)皇漢堂製薬「ビタミンBBプラス『クニヒロ』

ネオ小町錠

ネオ小町錠は、12種類の生薬と5種類のビタミン、必須アミノ酸のメチオニンを配合しています。

老廃物や膿の排出を促しながら肌に必要な成分を補い、ターンオーバーを整えることでニキビができにくい肌を作る飲み薬です。

(参考)耶堂製薬「ネオ小町錠

ペア漢方エキス錠

ペア漢方エキス錠は、5つの生薬でホルモンバランスを整え、生理前のニキビを改善し、血のめぐりを改善します。

ターンオーバーを正常化し、大人ニキビやシミの改善が期待できる漢方薬です。

(参考)ライオン「ペア漢方エキス錠

市販薬によるニキビ治療の外用薬

市販薬によるニキビ治療用の外用薬を確認してみましょう。

イハダ アクネキュアクリーム

イハダ アクネキュアクリームは、ノンステロイド、弱酸性、ノンアルコールの低刺激設計で、肌に優しい基剤処方が特徴です。

大人のニキビに最適なさっぱりとした使い心地で、ジェルクリームがなめらかにのびて透明になり、化粧がよれず、さわやかなグリーンティの香りがします。

(参考)資生堂「イハダ アクネキュアクリーム

オロナインH軟膏

オロナインH軟膏は、殺菌効果に優れたクロルヘキシジングルコン酸塩を主成分とする皮膚疾患・外傷治療薬です。塗ることで殺菌成分が患部を覆ってケアします。

クロルヘキシジングルコン酸塩は、殺菌・消毒薬として広く用いられている成分です。防腐剤や副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含まない軟膏のため、安心して使用できます。

(参考)大塚製薬「オロナインH軟膏

アンナザルベエース

アンナザルベエースは、のびがよくべとつかないバニシングタイプで、ニキビの頭を柔らかくし、毛穴を開いて皮脂の排出を促します。

イオウとレゾルシンが角質を軟化し殺菌作用を持ち、グリチルレチン酸が炎症を鎮めてニキビの赤みやかゆみを抑えます。

(参考)エスエス製薬「アンナザルベエース

処方薬によるニキビ治療

処方薬によるニキビ治療は、一般的に皮膚科の医師が行います。

病院で診察を受け、医師がニキビの状態を評価し、適切な処方薬を選びます。必要に応じて、血液検査や皮膚のサンプルを取ることもあります。

最近では、オンライン診療を利用してニキビの処方薬を受け取ることができます。

オンライン診療では、自宅から医師の診察を受けることで、処方薬を郵送で受け取れます。通院の手間を省き、忙しい日常の中でもニキビ治療を続けることができます。

▼「オンライン診療」についてさらに詳しく
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処方によるニキビ治療の内服薬

医師による処方で使用できるニキビ治療用の内服薬を確認してみましょう。

抗菌薬

赤ニキビの治療には、抗菌薬であるドキシサイクリン、ミノサイクリン、ロキシスロマイシンが効果的です。

ただし、光に敏感になったり、お腹がゆるくなる副作用があるため、3ヶ月以内の使用が推奨されます。

漢方薬

漢方薬は、抗菌薬が効かない場合や、長期間使うと菌が薬に強くなってしまう場合に処方されます。

赤ニキビには主に、荊芥連翹湯、清上防風湯、十味敗毒湯、白ニキビには荊芥連翹湯が使われます。菌の増殖を抑えたり、炎症を改善する効果があります。

イソトレチノイン

イソトレチノインは、ビタミンAを主成分とする内服薬で、皮脂の分泌を抑えて菌を減らし炎症を抑える効果があります。

重症になったニキビに効果的ですが、日本では保険が適用されないため、自由診療での治療となります。

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イソトレチノインとは?効果と副作用や飲み方と注意事項や料金について解説

処方によるニキビ治療の外用薬

医師による処方で使用できるニキビ治療用の外用薬を確認してみましょう。

アダパレン

皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを防ぎます。

過酸化ベンゾイル

抗菌作用があり、ニキビの原因となる細菌を減少させます。

クリンダマイシンリン酸エステルゲル

抗菌作用があり、ニキビの炎症を抑えます。

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ニキビ跡の治し方

ニキビ跡の種類と治し方について確認してみましょう。

ニキビ跡の種類
  • 色素沈着によるニキビ跡
  • クレーターによるニキビ跡

色素沈着によるニキビ跡

色素沈着によるニキビ跡は、ニキビの炎症が治まった後に、皮膚の色が変わるタイプです。

色素沈着に対する治療には、ビタミンCの服用やトラネキサム酸、ハイドロキノンなどの外用薬が用いられます。

また、レーザー治療も効果的で、皮膚に照射することで蓄積したメラニン色素を徐々に排出する効果があります。

クレーターによるニキビ跡

クレーターによるニキビ跡は、ニキビによる炎症を繰り返すことで皮膚の構造自体が変わり、皮膚がでこぼことした状態になるタイプです。

クレータータイプのニキビ跡は、美容皮膚科や美容外科で相談するのがおすすめです。クレータータイプ治療方法として、ダーマペンやフラクショナルレーザーなどがあります。

ニキビの予防

バランスの取れた栄養のある食事や、ホルモンバランスを整える十分な睡眠など、日常生活でできるニキビ予防の方法について説明します。

バランスの取れた栄養のある食事

ニキビを予防するためには、バランスの取れた栄養のある食事をすることが大切です。ニキビ予防に効果的な栄養素を含む食べ物について確認してみましょう。

ニキビ予防に効果的な栄養素
  • タンパク質
  • ビタミンB群
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • 亜鉛

タンパク質

タンパク質は、肌の材料となり、健康な皮膚を保つために重要です。 赤身肉、鶏のささみ、納豆、豆腐、卵などに多く含まれています。

ビタミンB群

ビタミンB群は、ビタミンB2、B6などがニキビ予防に効果的です。レバー、卵、アーモンド、ニンニクなどに多く含まれています。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。モロヘイヤ、ニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜やウナギ、鶏のレバーなどに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、抗酸化作用でニキビの大敵となる活性酸素を除去したり、コラーゲンの生成を促したりと、肌のさまざまな機能をサポートしてくれます。パセリ、レモン、ピーマン、いちご、ブロッコリーなどに多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは、紫外線などの酸化ストレスから肌を守り、抗酸化作用があります。レバー、うなぎ、かつお、緑黄色野菜、アーモンドなどに多く含まれています。

亜鉛

亜鉛は、ホルモンバランスを整え、ターンオーバーを促進します。牡蠣、カシューナッツなどに豊富に含まれています。

ホルモンバランスを整える十分な睡眠

睡眠は、肌の再生に必要なターンオーバーが起こりにくくなること、そして睡眠不足そのものがストレスとなってニキビの出来やすい状態に陥ってしまうことの両面から、肌トラブルが起こってしまいます。

ニキビ改善のためには、「肌のゴールデンタイムに眠ること」と「ノンレム睡眠を得ること」を重視し、肌再生が行われやすい生活リズムを構築していくことが大切です。

一般的に肌のゴールデンタイムは、午後10時から午前2時までといわれています。一日に7〜8時間の睡眠を目指し、10時に寝るのが難しい場合は、できるだけその日のうちに眠り、最低でも6時間は眠ることを心がけてみてください。

ニキビの治し方に関するよくある質問

Q
ニキビは自然に治りますか?
A
ニキビは進行性の皮膚疾患であり、適切なケアをせずに放置すると症状が悪化する可能性があります。
初期段階の「白ニキビ」はまだ炎症が起きていない状態で、症状がほとんどありません。しかし、放置するとアクネ菌が繁殖して炎症を起こし、赤ニキビや黄ニキビに進行し、悪化する可能性があります。
Q
ニキビは放っておくのが一番というのは本当ですか?
A
一般的に「ニキビは触らないほうが良い」と言われていますが、ケアをせず放置していると、皮脂やアクネ菌が増えてニキビが悪化したり治りが遅くなるケースがあります。
また、頭皮にニキビができてしまった場合は、そのまま放置すると髪の毛が正常に育たなくなるなど、薄毛になるリスクがあります。
Q
ニキビは最短で何日で治りますか?
A
一般的な軽度のニキビであれば、1週間から10日ほどで治癒することが多いです。
しかし、大人になってもニキビの症状が続くときは、2週間から3か月程度で効果が現れますが、完治までにはさらに時間がかかる場合もあります。

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